「リハビリユニット」は、ベッドに寝た状態でも安全に運動が行えます。
有酸素運動から筋トレの高い運動負荷まで、症例に合わせた運動をベッド上で安全に実施することができます。従来アプローチに難渋してきた患者へのもう1つの選択肢となる可能性があります。
リハビリユニットを用いた「B-SES」の筋収縮の様子を動画でご紹介しています。
20Hzの電気刺激で筋を連縮させ、強い筋収縮を誘発します。血中乳酸濃度を高めて下肢全ての筋力を増強、および筋量を増大することができます。
人間の身体で、最もエネルギーを消費する臓器は筋肉です。その筋肉の70%が下肢にあり、その下肢全ての筋肉を動かすことでエネルギー消費量は非常に大きくなります。4Hzの電気刺激で連続的に筋を大きく動かすことでエネルギー代謝や糖代謝を亢進することができます。
リハビリテーションの現場では、より難渋する患者への対応が求められる一方で負荷が思うようにかけられない現状が多くあります。
① 呼吸困難を伴うCOPDや心疾患などの重度患者の運動耐容能の低下。
② 大腿部頸部骨折、骨切り術や自家培養軟骨移植など整形外科の長期免荷を伴う疾患。
③ ICUの鎮静状態や透析患者の廃用予防。
④ マヒや随意性の低下した患者の筋力維持。
⑤ 疼痛や各症状から運動モチベーションが低下した患者への対応・寝たきり
脳血管疾患や整形外科疾患の上肢・下肢の随意性を高める為に、電気刺激による筋収縮と自動運動を同期させることで神経筋促通効果が得られます。
筋力が低下した筋肉を選択的に動かすことができます。強い筋収縮を誘発し血中乳酸濃度を高め筋力を増強します。
痙性筋の拮抗筋を刺激することで相反抑制により痙性の筋緊張を抑制します。
ゲートコントロール理論により太い神経の活動を高め痛みを中枢に伝える門を閉ざし疼痛を軽減します。更に内因性鎮痛物質を分泌、効果を持続させます。
交感神経が亢進した疼痛に対し、漸減性周波数による電気刺激を行うことで交感神経抑制効果があります。
筋スパズムに対し適度な筋収縮を起こすことで筋ポンプ作用により血行を良くし、筋緊張を緩和します。
筋ポンプ作用により血液やリンパの流れを良くします。更に交感神経を抑制してリラックスさせます。
生体とパルス波の関係を徹底研究し治療時の体感のよさを実現しました。
独自の指数関数的漸増波を用いることにより、ひずみを抑えて効率よく通電します。

温熱導子は、あえて水を含ませて使用します。水と温熱の作用で肌を蒸した状態にし、皮膚の角質バリアを緩ませてから電気を流すことで、皮膚のチクチクした痛みをなくし、通電効率を上げることができます。
医療機器認証番号 | 224AHBZX00015000 |
---|---|
寸法 | 幅380×奥行370×高さ270(mm) |
重量 | 本体7Kg |
付属品 | 温熱導子3個(大1、小2)、ベルト3本(大1、小2)、入力ヒューズ(1A)1個、導子ベルトコネクター3個、導子コードキーパー2個、本体ビニールカバー1枚、予備ヒューズ1本 【リハビリユニット】分岐装置1台、本体接続ケーブル1本、接続コード2本、ベルト電極(腰1本、大2本、小2本)、水差し1本 |
定格電源電圧 | AC100V(50/60Hz) |
定格消費電力 | 43VA 電撃に対する保護の形式 クラスⅡ BF形装着部 |
最大出力電圧 | 132V (500Ω負荷接続時) |
最大出力電流 | 46mA(500Ω負荷接続時) |
出力波形 | 指数関数的漸増波 |
治療周波数 | 3-1000Hz |
バランス調整 | 左右出力差±25% |
タイマー | ATP最長15分(1分毎に設定) リハビリユニット最長50分(5分毎に設定) |
導子温度設定 | 最高43度(5段階調節) |
危険!
次の患者には使用しないこと。
・ペースメーカなどの体内植込み型医用電気機器を装着した患者 ・その他、医師が不適当と診断された方