「睡眠時間が長いと痩せる」という話を聞いたことがありませんか?眠っているだけでダイエットに役立つのであれば、願ったり叶ったりですが、本当に眠るだけで痩せられるのでしょうか。
そこで、ダイエットと睡眠時間の関係について、痩せると言われる理由とともに解説します。健康的に痩せる方法を探している方は、ぜひ参考にしてください。
「睡眠時間が長いとダイエットに良い」という話は本当です。なぜ眠ることによって痩せられるのか、理由について解説します。
睡眠時間が異なる人を調査した結果によると、長時間眠っている人の方が、蓄積される脂肪量が少ないと報告されています。調査結果では、6時間未満しか眠らない人は、毎日6時間以上眠っている人に比べて中性脂肪の量が増えるそうです。
十分に眠っている人は体の疲労感がなく、運動量・活動量が増えることもひとつの原因です。よく眠ると体がスッキリとしてよく動けますが、短時間しか眠らなかった日は動きも鈍くなりがち。運動量・活動量が増えれば消費カロリーも増え、ダイエットにつながります。
それでは、眠る時間が長いとどうして痩せることができるのか、理由について詳しく解説します。
睡眠時間の長さは脂肪の代謝やエネルギーの消費に関係しています。
時計遺伝子機能の異常は,代謝表現型および脂質吸収に影響を与え,概日システムが正常なエネルギー代謝に必須であることが証明されている。食事の組成とタイミングは,代謝経路の日周調節に影響を与え,夜食や過食といった食事行動は脂質代謝の調節異常に関連している。
決まった時間に十分に眠り、決まった時間に起きるという生活は、1日のサイクルを決める「概日システム」に影響を与え、さらに脂肪の吸収率やエネルギー代謝に影響します。結果的に、適切な睡眠時間を得ることは、脂肪の代謝促進につながりダイエットに効果的です。
眠る時間が短くなると、過食しやすくなります。過食しやすくなる原因は次のように、ホルモンの分泌と疲労感の両方から起こると考えられています。
1 週間以内の短時間睡眠により,…中略…食欲抑制作用のあるレプチンの低下,食欲増加作用のあるグレリンの増加があり,…中略…睡眠不足による疲労と昼間の眠気により,高カロリードリンクあるいは食事をとる傾向となり,…中略…
眠る時間が短くなると、ホルモンの影響で食欲が増進されるだけでなく、疲労感を解消するために高カロリーの食事が欲しくなるということです。過食しやすい生活を避けるためには、たっぷりと眠るようにしましょう。
眠っている時間が多ければ、その分起きている時間が短くなり、間食をする機会も減ります。夜食や間食はダイエットの大敵ですが、早めに就寝し睡眠時間を確保することで、摂取カロリーを抑えることにつながります。
ダイエットに効果的な睡眠を得るためには、次のようなポイントに注意してください。
ダイエットのためには、深夜3時には眠っている状態にしましょう。睡眠ホルモンであるメラトニンは深夜3時頃に分泌が高まり、深い眠りに入りやすくなります。深夜3時に布団に入るのではなく、すでに眠っている状態であることがポイントです。
眠るべき時間は7時間を目安にしてください。睡眠時間が短いほど脂肪を蓄えやすくなる傾向があるため、7時間前後の睡眠を意識することがおすすめです。
就寝前はブルーライトを避け、照明を落とすことで睡眠の質を高めることができます。また、小さな音で穏やかな音楽を聴くことも効果的です。スマホやパソコンの使用は控え、リラックスできる環境を整えましょう。
睡眠時間の長さはダイエットに大きな影響を与えます。起きている時間が長くなることで間食や夜食が増えるだけでなく、ホルモン分泌や脂肪代謝、エネルギー消費が正常に行われにくくなり、太りやすい体質につながるためです。
ダイエットのためには、深夜3時には眠っている状態を目指し、7時間前後の睡眠時間を確保しましょう。睡眠の質を高めるために、アロマやリラクゼーションアイテムを取り入れるのもおすすめです。
掲載日:2026/2/4

