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睡眠をとっても眠いのはなぜ?
過眠症の原因と日常生活への影響とは

過眠症とは?症状・原因・治療方法について

「眠れない」ことで悩む人も多いですが、中には「睡眠時間が長すぎる」という悩みを持つ人もいます。どれだけ眠っても眠い「過眠症」と呼ばれる症状は、病的なまでの眠気に襲われることが特徴です。
過眠症とは一体どのようなものなのか、3つの種類と症状を解説した後、原因と治療方法についてもご紹介します。

過眠症とは?

まずは過眠症とは一体どのような症状のことを指すのか、基礎知識を解説します。

過眠症の特徴について

過眠症の特徴は、夜間に十分眠っているにも関わらず、日中に激しい眠気がやってくることです。日中の眠気は耐えられないほどの強さであり、目覚めていることができません。寝不足ではないのに眠ってはいけない状況下で起きていられないようなら、過眠症の可能性があります。

過眠症の弊害について

過眠症では社会生活を営めなくなるという弊害が顕著です。仕事中・授業中でも起きていることができず、商談中であっても突然眠ってしまうことがあります。社会的信用が失墜するだけでなく、就いている職種によっては、仕事中の睡眠で交通事故や産業事故を引き起こすケースも少なくありません。

過眠症の種類と症状

過眠症の種類は「ナルコレプシー」「突発性過眠症」「反復性過眠症」の3つ。それぞれの症状について見ていきましょう。

ナルコレプシー

ナルコレプシーとは1日のうち複数回に渡り、5~15分間の眠気が周期的に訪れ、繰り返し居眠りをしてしまう過眠症です。10代から20代前半によく見られ、最も好発する年齢は14~16歳。症状が毎日あり、3ヶ月以上継続する場合にナルコレプシーと診断されます。

突発性過眠症

突発性過眠症とは、夜間に十分眠っているにも関わらず、日中に眠気が強く、短時間の居眠りを繰り返す症状のことです。ナルコレプシーとほぼ症状は同じですが、居眠りの際にレム睡眠期が1回以下であれば突発性過眠症、2回以上ならナルコレプシーに該当。頭痛やめまい、頻脈などが併発するケースもあります。

反復性過眠症

反復性過眠症とは、ほぼ1日中眠っている状態が、数日間から2週間程度継続することです。眠り続けるときは1日15時間以上に渡って睡眠をとりますが、症状が現れないときは全く問題なく、ナルコレプシーなどのように日中の眠気もありません。睡眠が一時的に、異常に促進している状態だと考えられます。
ただし、症状が進行すると衝動的・攻撃的な行為や食欲増進などが現れ、錯覚を見たり、軽躁状態になったりすることもあります。起きているときに軽い意識障害が起きており、記憶が曖昧なことも少なくありません。

過眠症になる原因と治療方法

それでは過眠症になる原因と、病院での治療方法についてご紹介します。

過眠症になる原因について

過眠症の原因は、中枢神経の問題であるという説が濃厚です。例として下記のとおり、ナルコレプシーに関してはタンパク質を作り出せなくなることが原因だとされています。

ナルコレプシーは目を覚まし続ける役割を持っているヒポクレチンあるいはオレキシンといわれるタンパク質を作り出すことができなくなることによって起こります。
出典:e-ヘルスネット:昼間の眠気 -睡眠時無呼吸症候群・ナルコレプシーなどの過眠症は治療が必要

タンパク質を作り出せなくなるのは、「オレキシン神経」が自己免疫などで破壊されるためだと考えられています。ただし、過眠症の原因は現段階で研究中であり、まだ明確になっていないのが実情です。

過眠症の治療方法

過眠症の治療方法は、薬剤による治療と、生活習慣改善の両面から行われます。薬剤治療では「モダフィニル」「メチルフェニデート」「ペモリン」の3種類からいずれかを用いることが一般的です。生活習慣改善の面からは、規則正しい生活を送ること、夜間の睡眠の質を高めることなどが重視されます。
睡眠障害を扱う病院で治療を行うことはできますが、完治させることは非常に難しいのが過眠症です。突発性過眠症は自然治癒することもありますが、その他の症状は一生続くケースも珍しくありません。

過眠症の改善は睡眠の質を高めることから

過眠症は病院の治療でも完治が難しいとされますが、薬剤を用いた治療をするとともに、夜間の睡眠の質を高めていくことも大切です。規則正しい生活習慣を送るようにし、少しでも日中の眠気がなくなるよう、夜間の睡眠の質を高めてください。
眠りの質を高めるための方法はさまざまですが、リラクゼーションアイテムで気持ちを落ち着かせたり、安眠効果のあるサプリを使用したりすることが有効です。病院の治療と並行して、生活習慣と睡眠の改善を行っていきましょう。

掲載日:2026/3/27

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